オリジナルTシャツ作成では、仕上がりの発色が気になる人も多いでしょう。
せっかく作成したオリジナルTシャツも、思っていた発色と大きなギャップがあると残念ですよね。
でも、生地に印刷して作成する以上、画面上の印刷イメージと実際の発色の違いは避けられない問題でもあります。
そこで今回は、オリジナルTシャツの発色で満足する印刷方法や選び方について詳しくお話しします。
満足する発色と仕上がりを手にするためにも、必読ですよ!
目次
画面上とオリジナルTシャツの発色にギャップがある理由は?
まずは、スマホやパソコンの画面上と実際の仕上がりで発色に違いが出る理由をお話ししますね!
色の表現方法が異なる!
スマホやパソコンの液晶画面とオリジナルTシャツの印刷では、色の表現方法が異なります。
そのため、どうしてもギャップが出てしまうのです。
スマホやパソコンなどのRGB方式の発色表現
スマホやパソコンのなどの液晶画面で採用されているのが、RGB方式です。
- R(赤)G(緑)・B(青)の3色の光で表現
- 理論上16,777,216色の表現が可能でCMYK方式より色域が広い
- すべての色を重ねて白を表現可能だが、黒は表現不可(すべての光を消灯させる=黒)
インクジェットプリントなどのCMYK方式の発色表現
オリジナルTシャツ作成などで採用されているインクジェットプリントでは、CMYK方式で発色表現を行います。
- C(シアン)・M(マゼンダ)・Y(イエロー)・K(ブラック)の4色で表現
- 理論的には104,060,401色の表現が可能だが色域はRGB方式に劣る
- 白は表現できない(白い生地にあえて印刷しないことで表現が可能)
スマホやパソコンはバックライト効果が加わる!
スマホやパソコンで目にする色は、バックライトを通しているためとても鮮やかですよね?
一方、オリジナルTシャツに印刷した状態の色は、バックライトを通していません。
このため、「スマホやパソコンの画面では鮮やかな色だったのに、仕上がった色を見たらなんだか薄い気がする」というギャップが発生します。
パソコンやスマホで目にする鮮やかな色合いは、そのまま表現するのは不可能だと考えましょう!
では、RGB方式のデータで印刷してもらったらどうなる?
オリジナルTシャツを作成する際、RGB方式のカラーで作成したデザインを入稿、印刷してもらえる制作業者も多いものです。
では、実際にRGB方式そのままの発色を表現できるかというと、完全には難しいのが現実。
結局のところ、発色のギャップを100%は埋められないのです。
なお、RGB方式のデータで入稿可能でも、業者によっては印刷時にCMYK方式に変換することもあるので注意してください。
オリジナルTシャツの発色はプリント方法でも異なる!
はい、それではオリジナルTシャツの主な印刷方法3つについて、発色の違いや特徴を詳しくご紹介しましょう!
インクジェットプリント
インクジェットプリントは、C(シアン・青)・M(マゼンダ・濃いピンク)Y(イエロー・黄)・K(ブラック・黒)の4色インクを掛け合わせて印刷します。
身近なところでは、家庭用インクジェットプリンターでおなじみです。
メリット
デメリット
昇華転写プリント
昇華転写プリントは、最初に昇華インクを使用してデザインを転写紙に印刷、次に印刷済みの転写紙と生地を重ね、熱と圧力を加えて印刷する方法です。
インクを熱で気化して生地に染色する点で、一般的な熱転写プリント(アイロンプリント)と異なります。
メリット
デメリット
シルクスクリーンプリント
シルクスクリーンプリントでは、Tシャツに顔料インクを一色ずつ印刷していきます。
一色ごとに版を作成して印刷するため生地にしっかりインクが乗り、クッキリした仕上がりが特徴です。
メリット
デメリット
同じデザインでも、印刷方法によって発色に差が出ます。
ただし、印刷方法それぞれにメリット・デメリットがあるのも事実です。
そのため、発色のよさばかりを重視すると、そのほかの点で不満が出ることも。
発色のよさを含め、総合的にメリットが大きな印刷方法を選ぶとよいでしょう。
そのほかにオリジナルTシャツの発色に影響することは?
印刷方法のほかにも、Tシャツの素材や色・印刷品質にも注意が必要です!
Tシャツの素材
Tシャツの素材によっても、発色に影響を与えることがあります。
中でも、ドライ素材の生地は表面に凹凸があり、印刷時にメッシュ部分にインクが乗らず薄く見えやすいので気を付けましょう。
特に、濃い色のドライ素材に薄い色の印刷をした場合は、影響が大きく出がちです。
ドライ素材のTシャツで発色が気になるのなら、上記の組み合わせには注意してください。
Tシャツの色
オリジナルTシャツ作成では、既製品のTシャツに1枚ずつ印刷していくことになります。
そのため、Tシャツの色によっても発色に大きな影響が。
たとえば、白はインクの色味そのまま&やや薄く見え、黒はインクの色がややくすみがちになります。
Tシャツの色の影響を考えてデザインすることが、仕上がりの発色でミスマッチを減らすポイントです!
印刷品質
オリジナルTシャツの発色に影響するポイントとして、意外と見落としがちなのが印刷品質です。
同じインクジェットプリントでも、印刷技術や使用するインクのグレードなどによって随分と発色に差が出るもの。
オリジナルTシャツ制作業者は数多くありますが、同じ印刷方法でも仕上がりの発色で評価に違いがあるのは、こうした理由があるからです。
キレイな発色や仕上がりにこだわるのなら、高品質な印刷で評価の高い業者に依頼しましょう!
オリジナルTシャツラボでは高品質なインクジェットプリントで作成可能!
オリジナルTシャツラボなら、高品質なインクジェットプリントで仕上げるので満足度抜群ですよ!
高品質なインクジェットプリントでフルカラー印刷も発色よし!
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しかも、インクジェットプリントだからフルカラー印刷でも1枚から激安価格。
気軽に自分だけのオリジナルシャツ作成を楽しめます。
写真入りのデザインや、カラフルなイラストのデザインなどを小ロットで作成したいなら、断然おすすめです!
豊富かつ高品質なTシャツから選べて満足!
豊富かつ高品質なTシャツを取り扱っているのも、オリジナルTシャツラボの大きな強み。
インクジェットプリントとの相性も抜群の高品質素材を使用しているので、仕上がりも上々です。
しかも、オーダー後通常3営業日発送と短納期で手に入ります。
幅広いサイズ・カラー・素材・シルエットから、お好みの1枚をじっくり選んでみてください!
専用デザインエディタで簡単デザイン&即オーダー!
専用のデザインエディタを使用すれば、簡単にデザインでき、さらにそのままオーダーできて便利です。
お気に入りの写真やイラストなどをアップロードして、スマホからでもあっという間にデザインできますよ。
さらに、付属のスタンプや文字入れ機能などを活用すれば、プロのような仕上がりにも。
楽しくデザインして、理想のオリジナルTシャツに仕上げていきましょう!
まとめ
オリジナルTシャツの発色は、印刷方法・生地の種類や色・印刷品質などさまざまなポイントから影響を受けます。
まずは、それぞれの特徴をよく理解し、作成時の参考にしましょう。
なるべく画面上の発色イメージに近づけるには、高品質な仕上がりで定評のある制作業者を選ぶことも大切です。
多くの人から印刷品質で高い評価のあるオリジナルTシャツラボで、こだわりの1枚を作成してみてくださいね!