オリジナルTシャツを作りたいと思っても、どのように作れば良いのかわからない人も多いのではないでしょうか?
業者に注文すると高そうだし、そもそも1枚から注文できるのかと不安になりますよね。
そこで今回は、オリジナルTシャツの作り方を完全解説します。
デザイン方法からプリントの種類まで解説しますので、この記事を読めばオリジナルTシャツの作り方がバッチリわかりますよ。
目次
オリジナルTシャツの作り方
オリジナルTシャツの作り方には、いろいろな方法があります。
まず決めることは、業者に依頼するのか、自分で作るのか、です。
自分用しか作らないのに、「業者に依頼したら大量に作らないといけないのでは?」と思いますよね。
でも最近は、1枚から注文できる業者も増えていて、気になる価格もだいぶ安くなっています。
そのため、「もし自分で作って失敗したらイヤだなぁ」と心配している人は、最初から業者にオーダーしてしまうほうが良いでしょう。
一方で、「できるだけ安く作りたい」「作る過程も楽しみたい!」という人は、自作してみるのがおすすめです。
オリジナルTシャツのデザイン方法
オリジナルTシャツを作るなら、どんなデザインのTシャツにするのかが重要なポイントですよね。
でも、どのようなデザインにすれば良いのか、アイデアが思い浮かばない人もいるのではないでしょうか?
その場合でも、自分好みのデザインTシャツを作ることが可能です。
デザイン方法にはいろいろな種類がありますので、自分のイメージに合ったデザイン方法を選びましょう。
デザインテンプレートを使用する
自分好みのデザインが思い浮かばない場合には、デザインテンプレートを使用する方法もあります。
デザインテンプレートとは、業者の公式サイトであらかじめ用意されている既成デザインのことです。
さまざまなジャンルのデザインが豊富にあり、中には3000種類以上もデザインテンプレートがある業者もあります。
既成デザインとはいえ、豊富な種類の中から選べるので、自分の個性を表現することも可能です。
また、業者によってはデザインテンプレートをカスタマイズすることもできます。
簡単なのに、オリジナリティーの高いTシャツを作ることができますよ。
文字デザインにする
どうしても気に入ったイラストデザインが思い浮かばない場合には、文字デザインにすることも可能です。
業者によってさまざまなフォントを使用しているので、自分の個性を表現することも可能です。
また、有名な名言やセリフをもじったパロディTシャツもありますので、ギャグ狙いのオリジナルTシャツを作ることもできますよ。
さらに、クラスTシャツなどでお揃いのデザインにして、名前や背番号だけ変えることが可能な業者もあります。
刺繍デザインにする
文字デザインの場合には、プリントではなく刺繍を選ぶことも可能です。
刺繍のほうがより高級感があるので、洗練されたオリジナルTシャツを作ることができます。
また、業者によっては簡単なイラストなら刺繍でデザインすることも可能です。
好きな写真をプリントする
イラストだけでなく、好きな写真をプリントしてオリジナルTシャツを作ることもできます。
ペットや子どもの写真をプリントすれば、いつまでもかわいい姿を残しておけますよね。
また、動物や人物の写真だけでなく、旅行の思い出の写真をプリントしてもオシャレです。
オリジナルTシャツを作るために、写真を撮りに出かけるのも良いかもしれませんね。
手書きデザインをデータに落とす
オリジナルTシャツを作成してくれる業者の中には、手書きデザインをそのままTシャツにプリントしてくれる業者があります。
子どもが描いた絵をそのままデータに落としてくれたり、こだわりのイラストをそのままTシャツにプリントできたりするのは楽しいですよね。
これぞ、世界でたった1枚のオリジナルTシャツになります。
イメージだけでプロにデザイン化してもらう
頭の中にデザインのイメージはあっても、絵心がないとうまく表現することができないですよね。
そんな人は、イメージだけを伝えてプロのデザイナーが書き起こしてくれるサービスを行っている業者もあります。
どうしてもデザイン化したいイメージがある人は、ぜひサービスを利用してみてください。
業者によっては有料サービスの場合があります。
オリジナルTシャツのプリントの種類
オリジナルTシャツのデザインが決まったら、次はプリントの種類を決めましょう。
どのようなプリントの種類を選ぶかによって、デザインの仕上がりが変わってきます。
また、デザインによっては適さないプリント方法もありますので、それぞれの特徴を理解した上でプリントの種類を決めましょう。
おもなプリント方法は、以下の4つです。
シルクスクリーンプリント
Tシャツへのプリント方法で、もっとも一般的なのが「シルクスクリーンプリント」です。
アパレルメーカーでも使用されるプリント方法のため、プロ仕様の高品質なオリジナルTシャツを作ることができます。
ただし、1デザイン1カラーごとに版を作成する必要があるため、色が多くなるほど高額になります。
また、版の作成費がかかるため、大量注文でなければ割高になる可能性があります。
業者によって異なりますが、10~30枚以上の注文から割引が適用されることが多いです。
インクジェットプリント
インクジェットプリントは、コピー機の要領でTシャツにプリントする方法です。
細かいデザインでも再現しやすく、多色を使っても料金は変わりません。
また、1枚から作成できる業者が多いため、格安でオリジナルTシャツを作りたい人におすすめのプリントの種類です。
さらに、スピーディーにプリントできるため、納期も比較的速いのが特徴です。
デジタル転写プリント
デジタル転写プリントとは、専用の印刷機でシートを作成し、版を使用してTシャツにプレスしていくプリント方法です。
シルクスクリーンプリントとは異なり、フルカラーで印刷できることがメリットです。
何色使っても料金は変わらないですが、版を作成するため大量注文のほうが割安になります。
カッティングシート
カッティングシートとは、シートに直接文字のカッティングを施し、それをプレスしてTシャツに貼りつけるプリント方法です。
インクではなくシートを使用するため、にじみがなく、鮮明な仕上がりになることがメリットです。
また、クラスTシャツなどで名前や背番号が1枚ずつ違う場合でも、安くTシャツを作成できます。
オリジナルTシャツを自作する場合のプリント方法
オリジナルTシャツを自作する場合には、できるプリント方法が限られています。
アイデアを絞り出せば、いろいろなプリント方法がありますが、一般的に自作する場合のプリント方法は以下の2種類です。
アイロンプリント
オリジナルTシャツを自作する場合には、アイロンプリントでTシャツにプリントする方法があります。
アイロンプリントとは、シートをTシャツの上に乗せて、その上からアイロンでプレスする方法です。
100円ショップなどで売っている「転写シート」を購入し、インクジェットプリンターでデザインを印刷してTシャツに転写します。
やり方自体は簡単ですが、ある程度のパソコン技術が必要になります。
というのも、デザインが反転しないように加工したり、デジタルデータの解像度を良くしたりしなければ、デザインがぼやけて鮮明に印刷できないからです。
すでに完成しているデザインを印刷する場合には、簡単にオリジナルTシャツを作成できるでしょう。
ステンシル
ステンシルとは、型をくり抜いてそこにインクを付けていく方法です。
オリジナルTシャツを自作する方法の中では、もっとも簡単な方法かもしれません。
「ステンシル用の型」は100円ショップでも売っているので、好きな文字を探してみてください。
あとは、100円ショップで売っている「布用スタンプ」を使って、型の上からポンポンとインクを乗せていくだけです。
Tシャツのシワをしっかり伸ばしたり、型をしっかり固定したりと、注意点はいくつかありますが、初心者でも簡単にオリジナルTシャツを作ることができます。
自分好みのオリジナルTシャツを作ろう!
オリジナルTシャツの作り方をご紹介しました。
自分で作るのは自信がない人や、完璧なオリジナルTシャツを作りたい人は、業者に依頼するのがおすすめです。
また、安く作りたい人や、作る過程も楽しみたい人は、自作してみるのもおすすめです。
業者に依頼する人も、自作する人も、自分好みのオリジナルTシャツを作りましょう!