オリジナルTシャツをデザインする時、手書きのイラストを使う事はできるのだろうか?
そんな疑問を持った事がある人もいるでしょう。
オリジナルTシャツをデザインする時には、デザイン専用のソフトを使用するか、業者が用意しているソフトを使う必要があります。
操作になれていれば、それらを使って手書きのデザインを再現していく事も可能です。
しかし、ソフトの扱いになれていない人にとっては、決して簡単な作業ではありません。
そこで、今回はオリジナルTシャツのデザインに手書きのイラストを使用する最も簡単な方法について紹介していきます。
目次
個性爆発!手書きのイラストを使ったオリジナルTシャツ
自分のイラストを使って、世界に一枚だけのオリジナルTシャツを作りたい。
絵を描くのが好きな人は、一度ぐらい考えたことがあるかもしれません。
実際、自分のイラストが形あるモノとなるのは、言葉で表しがたい喜びをもたらしてくれます。
その喜びは、イラストが完成した時とは、また違った満足感で、更なる創作意欲を引き出してくれるものです。
しかし、ここで一つの疑問を持つ人もいるでしょう。
それが、手書きのイラストを使用する事はできるのか?というもの。
そこで、ここでは手書きのイラストを使ってオリジナルTシャツを作成していく代表的な方法について紹介していきます。
手書きのイラストを使う方法とは
オリジナルTシャツのデザインは、ネット上にアップする必要があります。
つまり、データ形式にする必要があるということ。
紙にイラストを描いたままの状態では駄目だという事です。
そこで、まずは手書きのイラストをデータにしていく必要があるのですが、この時には専用のソフトを使って作業を進めていく事になります。
専用のソフトを使用する
手書きのイラストをデータにする為には、専用のソフトを使う必要がある事を紹介してきました。
代表的なソフトとして有名なのが、Adobe社から発売されているillustratorやPhotoshopというソフト。
その他にも、ピンタブなどを使用するイラストに特化したソフトもありますが、どのソフトもソフト購入には、それなりの費用が必要になってきます。
また、ネックとなるのは費用面だけではありません。
ソフトを使用できるようになるまでには、それなりの知識と時間が必要になってきます。
ハードルとしては決して低くはないのが現状です。
しかし、だからといってオリジナルTシャツに手書きのイラストが使用できないというわけではありません。
実は、手書きのイラストを使って簡単にオリジナルTシャツを作成する方法があるのです。
次章では、最も簡単に作れる方法について紹介していきます。
とにかく簡単に作る方法
手書きのイラストを使って、最も簡単にオリジナルTシャツを作る方法。
それが、画像データとして使用するというもの。
オリジナルTシャツのデザインには写真を使用する事ができます。
つまり、手書きのイラストを撮影して画像データにする事で、簡単に手書きのイラストを使ったオリジナルTシャツを作成する事ができるということ。
ただし、いくつか知っておかなければいけない事が存在します。
ここでは、画像データを使う時に知っておきたい事について紹介していきます。
画像データとして使用する
手書きのイラストを撮影して画像データとして使用する時に知っておきたいこと。
それが、画像の解像度について。
実は、画像解像度の高低により、仕上がりのクオリティには違いが出てくるのです。
解像度が低ければ、少しぼんやりとした画像になってしまい、イメージしていたモノと違ったという事にもつながります。
そうならない為にも、写真の解像度には注意しなければいけません。
オリジナルTシャツを販売しているサイトにいけば、推奨している解像度が記載されているので、そちらを確認して使用する画像に問題がないかを確認するようにしましょう。
プラスアルファでデザインを楽しむ
手書きのイラストを撮影して、それをそのまま使用する事もできますが、オリジナルTシャツ作成においては、プラスアルファのデザインを楽しむ事も可能です。
手書きの画像データの上にメッセージやスタンプを付けるといった事も簡単に試す事ができます。
オリジナルTシャツを販売しているサイトの多くには、WEB上で誰でも簡単に操作する事ができるソフトが用意されています。
そのソフトを使って、デザインを楽しむ事ができるのです。
当然、文字を入れる事もできますし、手書きイラストの枠をデザインする事もできます。
また、画像はデータとして扱う事になるので、大きさも簡単に調整する事が可能です。
手書きのイラストを中心に様々なデザインを試していく事ができるのも、オリジナルTシャツ作成の大きな魅力となります。
色々試しているうちに、自分でも思っていなかったようなデザインが完成する事もあり、これも大きな魅力といえるでしょう。
手書きイラストを使用する時の注意点
最後に、手書きイラストを使用する時の注意点を紹介していきます。
何を使って書くのか?
手書きのイラストを撮影してみると分かると思いますが、実際に見るのと画像として見るのとでは、やはり少し違いがでてきます。
その理由の一つが何で描いたのか?という部分。
鉛筆で描いたモノであれば、やはりどうしても線が細く見えてしまい、イラスト自体が薄くなってしまったように感じる場合があります。
その為、鉛筆で描くのはあまりお勧めできません。
線が細いと、どうしても見えづらくなってしまいますし、インパクトに欠けてしまう事に繋がってしまいます。
どのようなイラストを描くのかという事を決めた後は、そのイラストに合ったモノで描いていく必要があるのです。
下書きを終えたら、なにを使って描いていくのかを決めましょう。
実寸大をイメージする
もう一つの注意点。
それが、実寸大をイメージするというもの。
これは、Tシャツのどの部分に、どれぐらいの大きさで配置するのかを決めておかなければできない作業です。
その為、先にどこにどれぐらいの大きさで使用するのか?という事を決める必要があります。
もちろん、イラストを描く時には全く同じサイズの紙に書く必要はありません。
なぜなら、撮影してデータ化するので、サイズ調整は後からできるからです。
しかし、ここに落とし穴があるのです。
実際に届いたオリジナルTシャツを見てみると、自分のイメージと違ったという経験をされる人がいます。
この原因こそが、実寸大での確認をしていなかったという点にあるのです。
多くの場合、手書きのイラストは実際のサイズとは違った紙に描かれています。
すると、一つの問題が発生するのです。
それが、画像を拡大したり、縮小した事によって、余白との関係で線が細くなったり太くなったりして、イメージとズレてしまうというもの。
この問題を解決する為には、イラストが完成した後に、一度、実寸大でプリントアウトして、実際の大きさでのイラストを確認する必要があります。
実寸大でプリントアウトされたイラストを実際のTシャツの上に置いてみて遠目から確認してみる。
もし、この時点で問題がなければいいのですが、中にはサイズを変更した事によって印象が変わる事があります。
この場合、気になる点を確認しながら、修正をしていく必要があるでしょう。
まとめ
絵を描く事が好きな人にとっては、自分が描いた絵が形あるモノとして生まれ変わるという経験はしておいて損はありません。
なぜなら、紙の上にしか存在しなかったモノが形となって生まれ変わる姿を見るのは、絵が完成するのとはまた違った感動を与えてくれるからです。
そして、その感動は更なる創作意欲につながっていきます。
絵に対して、新しい視点を持つ事ができたという人もいます。
新しい視点を持つ事ができたという事は、可能性が広がった事を意味します。
つまり、絵を描く能力が向上したということ。
だからこそ、一度でも経験しておいた方がいいのです。
手書きのイラストを撮影して画像データとする事で、誰でも簡単にオリジナルTシャツを作成する事ができます。
何も難しい作業は必要ありませんし、専門的な知識も必要ないのです。
もし、紙の上だけに留まっているイラストがあるのであれば、一度、形になる喜びを味わってみて下さい。
それは、あなたの絵の今後にも必ず役立つはずです。