このような悩みについて、オリジナルTシャツを作りたい方向けに解説します。
オリジナルTシャツを作ることは簡単でも、文化祭や体育祭など学校行事のように一度着て終わるのではなく、愛用し続けるためにはある程度のクオリティが必要になってきます。
せっかく自分だけのオリジナルTシャツを作るのならば、Tシャツの質感であったり形やサイズ、生地やプリントの発色などにもこだわることでお気に入りの1枚を作りたいですよね。
今回は、オリジナルTシャツでハイクオリティなものとはなんなのか、オススメなプリントの種類などもお話ししていきます。
Tシャツ一つをとっても様々な種類・手法がありますので、参考にして頂けたらと思います。
オリジナルTシャツを作りたいと考えている方は、ぜひ記事をご覧ください。
目次
オリジナルTシャツはクオリティにこだわるべき!【選び方と種類まとめ】
オリジナルTシャツを作るのにあたり、様々な種類の作り方があります。
業者でTシャツの素材とデザインを選択して作ってもらう場合、自分でアイロンプリントをする場合の2つが多く挙げられますが、その中にも種類があり、自分に合ったものを見つける必要があります。
まずは何から始めたらいいの?という方が多いと思いますので、今回は「クオリティにこだわったオリジナルTシャツ」を作る方法を見ていきましょう。
オリジナルTシャツを作る前に
使い勝手や着心地もそれぞれ違うため、自分にとって快適な素材や形を選ぶ必要があります。
オリジナルTシャツ業者によっては、低価格な分生地がペラペラであったり、色落ちしやすかったり、プリントがすぐに剥がれてしまう場合も。
全部が全部ではないですが、ある程度のクオリティを求めるのであれば事前にリサーチしておくのが良さそうです。
オリジナルTシャツの種類まとめ【素材編】
まずは、オリジナルTシャツで一般的に作れる素材の特徴や、メリット・デメリットなどをまとめてみます。
主に以下の2つがメジャーであり、よく使用されています。
- 綿
- ポリエステル
どちらにも良さがあるため、目的や好みに合わせて選ぶのが良いでしょう。
ここからは、綿製とポリエステル製それぞれについて解説します。
綿製Tシャツの特徴
綿製Tシャツのいちばんの特徴は、肌触りがよく着心地が抜群なこと。
汗などの水分を吸い取る効果があるのに加えて、なめらかな素材のため寝具(パジャマ類)やタオルにも使われることが多いです。
また、肌荒れをしやすい人、肌の弱い人でも着れる生地のため、迷ったら綿製を選んでおくと失敗ナシです。
デメリットとしては、「シワになりやすい」「洗濯をすると縮みやすい」という点が挙げられます。
生地自体は丈夫なものの、長年愛用し続けるためには丁寧なお手入れが必要になってくるかもしれません。
ポリエステル製Tシャツの特徴
ポリエステル製Tシャツのいちばんの特徴は、乾きやすいため夏場やスポーツ時に非常に適していること。
綿よりも、速乾性に優れています。
また、綿製のデメリットとして挙げた「シワになりやすい」「洗濯で縮みやすい」に関してですが、ポリエステルにはその心配がありません。
耐久性が強いため、型崩れせず品質を保てるので、色んなシーンでハードに使うことが可能です。
デメリットを挙げるとすると、「静電気が起きやすい」「毛玉ができやすい」ことでして、冬場は少々厳しいと感じてしまうかもしれません。
オリジナルTシャツの種類まとめ【プリント方法まとめ】
続いて、オリジナルTシャツを作るに当たって重要な「プリント方法」に関して解説します。
Tシャツのプリント方法は、実はアイロンプリントだけではなく、様々な方法があります。
今回は、主に以下の5つのプリント方法をご紹介します。
- シルクスクリーン
- インクジェット
- カッティングシート
- 刺繍
- デジタル転写
それぞれのメリットとデメリットについて、簡単にお話ししていきます。
シルクスクリーン
現在多く用いられているプリントの方法で、市販のTシャツはほとんどがシルクスクリーンで作られています。
メリットとしては、プリント自体の耐久性と品質がとても良いこと。
さらに、大量生産に向いており、1枚あたりの値段を抑えることができます。
逆にデメリットと挙げるとするならば、少ない枚数だと割高になってしまうことです。
市販のTシャツにも使われるほどメジャーなプリント方法ですので、特にこだわりがないという方はシルクスクリーンを選んでも良いかもしれません。
インクジェット
Tシャツ自体に、直接インクを吹きかけてプリントをする手法のことです。
メリットとしては、自分で書いたデザインをそのままプリントに使用することができるため、極力希望に近い形でTシャツが完成できます。
さらに、今回ご紹介している他のプリント方法と比較して、少数からの注文でも比較的低価格で作成が可能です。
デメリットは、画像やイラストデータをそのままプリントするので、超繊細なデザインや画質の荒い物だと綺麗に印刷されない可能性があること。
こちらに関しては、デザインの段階である程度対策ができそうですね。
カッティングシート
色のついたカッティングシートを切って、熱や圧力によって好きなデザインや番号、文字などを入れる手法のこと。
メリットとしては、少量からでも低価格で作成可能なこと、対応している生地が多いことです。
デメリットは単色のみしか使えないことですが、カッティングシートでのプリントは丈夫なため、長期的にTシャツを使うことができるでしょう。
刺繍
ご存知の方もいるかもしれませんが、糸を用いて刺繍針でデザインを作っていく手法です。
刺繍のメリットはなんと言っても高級感であり、プリントでは出せない味を出してくれます。
しかし、コストが高いことが難点でもあるため、念頭に入れておく必要があります。
デジタル転写
フルカラー印刷に対応しており、より好きなデザインや色を使用しての作成が可能です。
メリットは上記の通りで、フルカラー対応の為、様々なデザインができること。
一方でデメリットは「印刷部分の通気性が悪くなること」と「デザインの周りに枠ができること」です。
こちらに関しては、プリント方法を決める際の判断基準として参考にして見てください。
オリジナルTシャツのクオリティは用途と目的に合わせて選ぼう
ここまでお話をしてきましたが、オリジナルTシャツはクオリティによって値段が変わってきます。
用途や目的に合わせて選ぶのが最善ですが、まだよく分からない…という方のために、シーン別にオススメのTシャツをまとめてみました。
Tシャツ製作に関してまだ悩んでいる方は、この先もぜひご覧いただけると嬉しいです。
普段使いをする場合はコスパ重視
日常的にオリジナルTシャツをガンガン使っていこうと言う方は、クオリティよりもコスパ重視がオススメ。
もちろんある程度のクオリティも大切ですが、普段着として使用する場合はコスパを重視。
短期スパンで買い替えや作り直しをする方が効率的といえます。
素材に関しては、激しい運動や汗をかくことがないようでしたら、綿製のものを選んでおけば間違いありません。
綿100%だと割高になってしまう可能性もあるため、その点だけご注意下さい。
スポーツに使用する場合は機能性重視
スポーツ時の使用を考えている方は、機能性を重視したものがオススメ。
オリジナルTシャツのクオリティといっても様々なので、高級であればいいというわけではありません。
スポーツで使用する場合は、ポリエステル製や速乾性に優れている材質を選ぶと良いでしょう。
また、チームや団体でお揃いでTシャツを作ることも可能ですので、大量発注でお得に作成ができます。
お気に入りの一枚を作るならとことん拘ろう
ここぞという時に着るTシャツを作る場合、自分の好きな質感やサイズ感に拘るのがオススメ。
Tシャツの素材は綿とポリエステルが多いですが、その他にも厚めの生地だったり薄めの生地だったり、袖の長さや丈の長さなどこだわりポイントがたくさんあります。
そして、Tシャツだけでなくプリントの方法にもこだわることで、クオリティの高いものが完成できます♪
オリジナルTシャツのクオリティの見分け方と選び方について
ここまで、オリジナルTシャツのクオリティについて「素材」と「プリント方法」の観点からお話をしてきました。
洋服全般に関して言えることですが、クオリティだけを求めるのではなく、用途や好みに合わせたものを使用するのがいいかもしれませんね。
今回の、記事のまとめです。
- Tシャツの素材は主に「綿」「ポリエステル」
- プリント方法は以下の5つ
- オリジナルTシャツは用途や目的によって使い分けるのが吉
この機会に、ぜひオリジナルTシャツを作ってみてはいかがでしょうか。