「お気に入りのTシャツを長持ちさせるために、正しい洗濯方法を知りたい!」
「普段の洗濯でどんな点に気を付けると、Tシャツの色あせやよれを防げるのだろう?」
もしもこんなふうにお考えなら、ぜひこの記事を参考にしてください。
お気に入りのTシャツも、洗濯方法がいい加減ではすぐに色あせたりよれたりして台無しになってしまうことも。
そこで今回は、Tシャツの正しい洗濯方法を詳しくご紹介します。
知っておいて損はないので、最後までご覧くださいね!
目次
洗濯方法の問題点をTシャツの洗い上がりでチェック!
最初に、手持ちのTシャツの洗い上がりをチェックして洗濯方法に問題がないか確認してみましょう。
汚れがよく落ちていない
洗濯しても汚れが落ちていない場合、以下のような原因が考えられます。
- 洗濯方法が間違っている
- 洗剤のパワー不足・容量不足
- 大量の洗濯ものと一緒に洗っている
- 汚れがひどいものと一緒に洗っている
- しつこい汚れで通常の洗濯方法では対応できない
汚れ落ちが悪い場合は、必ず何かしらの原因があるものです。
次回同じ失敗をしないためにも、その場できちんと確認して対策しましょう!
洗濯機から出すとシワシワになっている
洗濯機から出すとシワシワになっているときは、以下のような理由によることが多いでしょう。
- 洗濯機の仕様でほかの洗濯物と絡んでしまう
- すすぎが強過ぎる
- すすぎが終わってから長時間放置した
また、Tシャツの生地が傷んでいる場合も、新品に比べてシワシワになりやすいといえます。
Tシャツから繊維が抜けて薄くなっている場合は、洗濯機で洗うとさらにダメージを受けるので注意しましょう。
ところどころ色あせが目立つ
カラーTシャツにところどころ色あせが目立つ場合は、洗濯するときに以下のような状態になっていることが考えられます。
- 必要以上に強い洗剤を使用している
- 成分の強い漂白剤を使用している
- ほかの洗濯物と強くこすれている
上記のほかにも、経年や紫外線などの影響でTシャツの色あせが出ることもあります。
長年着用しているTシャツについては、寿命と判断してください。
首や袖がよれている
首や袖がよれているのも、洗濯後によく見られるパターンです。
洗濯機で洗う際に、ほかの洗濯物と絡んで引っ張られたり自らよじれたりすることが主な原因。
また、洗濯機の洗い方によって、想像以上にTシャツに負担がかかっていることもあります。
ただし、首や袖はどうしても着脱時に引っ張られるので、洗濯方法以外の見直しも必要でしょう。
プリント部分がはげている
Tシャツのプリント部分がはげている場合、主な理由として摩擦と洗濯洗剤による色落ちの2つが考えられます。
いずれも、洗濯する際に多少は避けられないことなので、なるべくプリント部分に負担がかからないように洗うことが大切。
特に大切なプリントTシャツは、ほかのものと別にして洗ったり優しく洗ったりすることが必要です。
なお、印刷方法によっては、洗濯以外の原因でもプリント部分が劣化してボロボロ崩れてきてしまうこともあります。
洗濯物が大量にあったり忙しかったりすると、つい大切なTシャツでも雑に洗濯してしまいがち。
でも、それではTシャツの汚れがよく落ちなかったり、よれや色あせなどの原因になったりします。
1回だけなら大丈夫だろうと考えず、正しい方法で洗濯しましょう。
Tシャツの正しい&おすすめの洗濯方法を詳しく解説!
Tシャツの正しい洗濯方法を、「手洗いする」「洗濯機で洗う」のそれぞれで詳しく解説しましょう!
Tシャツを手洗いする方法
特に大切なTシャツで、よれや色あせをできるだけ防ぎたいのなら、手洗いするのがおすすめです。
Tシャツを手洗いするの手順は、以下を参考にしてください。
- 手洗いしたいTシャツ
- 大き目の洗面器など
- 衣類洗濯用中性洗剤
- ゴム手袋
- 大き目の洗面器などに人肌程度のぬるま湯を入れる
- 1に規定量の洗剤をいれてよく溶かす
- 手洗いしたいTシャツを畳んでしっかり2に浸す
- ゆっくりと上から押し洗いする
- 汚れが落ちたら水を替え、洗剤成分がなくなるまで推し洗いを繰り返す
- 5を洗濯ネットに入れて軽く脱水する(1分程度)
- 洗濯ネットからTシャツを取り出し、形を整えて干す
手洗いするときは、手荒れを防止するために必ずゴム手袋をはめることを忘れないでください。
また、すすぎは丁寧にしっかり行うことも重要なポイントです。
手洗いする際、ゴシゴシとこするように洗うとTシャツが傷んでしまいます。
汚れは落ちても、色あせやよれの原因になるのでやめましょう。
あくまでも、手洗いでは押し洗いが基本であることを忘れないでくださいね!
Tシャツを洗濯機で上手に洗濯するポイント
洗濯機でTシャツを洗濯する場合でも、ちょっとしたことに気を付けるとしっかり汚れを落とせるだけでなく、よれや色あせを防ぐこともできます。
ここでは、洗濯機で洗濯する際に押さえておくべきポイントをご紹介しますね!
洗濯表示を確認する
Tシャツの洗濯表示を確認し、どんな方法で洗濯するべきかチェックしましょう。
Tシャツの素材によっては、手洗いもしくはドライクリーニングをおすすめしていることも。
もしも、手洗いやドライクリーニングをおすすめされているなら、洗濯機で洗うとしても「サッと洗い」モードなどにとどめることが大切です。
洗濯する前に裏返す
皮脂や汗などの汚れは、主にTシャツの裏に付着します。
そのため、洗濯機で洗うときも裏返して洗うとしっかりした汚れ落ちに。
さらに、プリントTシャツのプリントがはげるのを予防するのにも効果的ですよ!
洗濯ネットに入れる
大切なTシャツは、洗濯ネットに入れて洗いましょう。
きちんと畳んで洗濯ネットに入れて洗えば、よれを防ぐことができてキレイに仕上げることが可能。
また、ほかの洗濯物と絡まないのでよれを防ぐのにもおすすめですよ!
汚れのひどい部分は予洗い(よあらい)する
首周辺や袖口など、汚れがひどく付着している場合は、予洗い(よあらい)をするとよいでしょう。
汚れがひどい部分は、普通に洗濯機で洗うだけではどうしても残りがちに。
部分洗い用洗剤をピンポイントで付け、軽く揉み込んでから洗ってみてください!
首を輪ゴムで縛って洗う
首周辺のよれを防止するには、首を輪ゴムで軽く縛ってから洗うと効果的。
洗濯中に首が引っ張られて延びづらくなるので、よれを防ぐことができます。
ただし、きつく縛り過ぎるとTシャツを傷めることがあるので、あくまでも軽くまとめる程度にしておきましょう!
最大容量の半分程度で洗う
ほかの衣類と一緒にTシャツを洗濯機で洗うときは、最大容量の半分程度にすることがおすすめです。
最大容量で洗うと、どうしてもほかの洗濯物と絡んでしまいやすく、汚れ落ちも今一つになることも。
多少手間はかかりますが、Tシャツにダメージを与えないためにも覚えておいてください!
手洗いするにしても洗濯機で洗うにしても、正しい洗濯方法を知っているか、ちょっとしたポイントを押さえているかで随分仕上がりが異なります。
大切なTシャツが色あせたりよれたりして青ざめないためにも、要所要所を抑えることが重要。
丁寧に洗濯して、お気に入りのTシャツを長もちさせましょう!
こんなときはどうする?Tシャツの洗濯方法Q&A!
Tシャツを洗濯するときによくある疑問にお答えするので、ぜひ参考にしてください!
おすすめしません。
というのは、塩素系漂白剤は成分が強過ぎて、色落ちなどTシャツに大きなダメージを与えることも。
Tシャツに使用するなら、さまざまな点から酸素系漂白剤を選ぶようにしましょう。
最後に柔軟剤を入れて仕上げたほうが、Tシャツの繊維がふんわりとやわらかくなってよれにくくなります。
でも、ざっくりした洗い上がりが好きなら、無理に入れなくても大丈夫。
また、人によっては柔軟剤の成分に反応してかゆみや湿しんなど出ることがあるので、注意しましょう。
洗濯してすぐのときなら、もう一度洗剤を入れて洗濯すると色移りを落とせることがあります。
白のTシャツなら、酸素系漂白剤を使用してみるのもおすすめ。
しかし、時間が経過して色が定着してしまった場合やカラーTシャツに異なる色が移ってしまった場合などは、完全に元通りにするのは難しいでしょう。
以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット・デメリットを比較してメリットが大きいと感じるのなら、残り湯でTシャツを洗濯しても構いません。
汚れ落ちを優先するなら水道水で、水道代を節約したいならお風呂の残り湯を適宜活用するなどして使い分けるとよいでしょう。
まずは、Tシャツの洗濯表示を確認してください。
装飾品が付いたTシャツはおしゃれ着扱いになり、クリーニングをすすめられていることがあります。
また、自宅で洗濯するにしても、おしゃれ着洗い用の洗剤で短時間にとどめましょう。
まとめ
Tシャツの色あせやよれを防ぐには、正しく洗濯することが基本です。
適当に洗濯機に放り込んで洗濯しているだけでは、大切なTシャツが台無しになってしまうのも仕方ありません。
お気に入りのTシャツをずっとキレイに着続けるためにも、普段の洗濯方法を見直してみてください。
色あせやよれがひどいTシャツはもう寿命だとキッパリあきらめて、オリジナルTシャツラボで新調するのもおすすめです!