洗濯しても落ちないTシャツの汚れでお悩みではありませんか?
特にお気に入りのTシャツが汚れて落ちなくなると、落ちこんでしまいますよね。
でも、まだあきらめるのはちょっと待ってください!
もしかしたら、そのTシャツの汚れ、簡単に落とせるかもしれません。
今回は、Tシャツの汚れを簡単&スッキリ落とす方法を詳しくご紹介します。
もうだめだとあきらめて捨ててしまう前に、ぜひご覧ください!
Tシャツの汚れの種類をチェック!水溶性・油性・不溶性の汚れ?
Tシャツの汚れを落とすには、汚れの種類が水溶性・油性・不溶性の汚れか見極めることが大切です。
Tシャツに付着する汚れにはどんなものがあるか、どんな性質なのか具体的に見ていきましょう!
パターン1:水溶性の汚れ
水溶性の汚れは、文字どおり水に溶けやすい性質の汚れです。
水溶性の汚れには、以下のようなものがあります。
- 果汁
- ジュース
- ワイン
- 血液
- しょう油
- ソース
- 水性マーカーや水性インク
ただし、水溶性の汚れでも色素が濃いものは、繊維の奥に色素が絡み付いてしまって完全に落ちないこともあります。
パターン2:油性の汚れ
油性の汚れはベタベタとしていて粘度が高く、しつこい汚れの一つです。
油性の汚れの主な種類は、以下をご覧ください。
- 皮脂
- 口紅
- ファンデーション
- 油性マーカーや油性インク
- クレヨン
- チョコレート
- バター
- 生クリーム
- オリーブオイル
- マヨネーズ
- ケチャップ
- ミートソース
油性の汚れは時間が経過すると酸化して変質しやすく、さらに落としづらい汚れに変化するので注意しましょう。
パターン3:不溶性の汚れ
不溶性の汚れとは、水溶性・油性のいずれにも属さないタイプの汚れで、水溶性・油性の汚れとはちょっと違った対応が必要になります。
たとえば、以下のようなものが不溶性の汚れです。
- 泥
- 砂
- ホコリ
- サビ
- 鉄粉
- ガム
- 墨汁
不溶性の汚れは、やり方を間違えると汚れを繊維の奥に押しやってしまい、さらに落としづらくしてしまうので十分に気を付けてください。
パターン4:複数が性質が混合した汚れもある
一番頑固な汚れなのが、水溶性・油性・不溶性の2つ・3つが混合したものです。
こうなると、簡単には落ちません。
ある程度汚れを薄くすることはできますが、完全には落としきれずに残ることも。
それでもあきらめきれないのなら、腕のよいクリーニング業者に相談してみることがおすすめです。
汚れの種類を判断することで、どんな洗剤を使用すべきか、どんな落とし方が効果的かが分かります。
一所懸命に落とそうとしても落ちなかった場合、汚れの種類にあった落とし方をしていないことが多いもの。
まずは、よく観察して、汚れの種類を見極めましょう!
Tシャツの汚れ落としにチャレンジ!種類別におすすめの落とし方!
Tシャツの汚れの種類が分かったら、早速落としてみましょう。
ここでは、水溶性・油性・不溶性それぞれの汚れの種類別におすすめの落とし方をご紹介しますね!
水溶性の汚れは水洗い+台所用中性洗剤で対応!
水溶性の汚れは、汚れの種類の中でも比較的キレイに落とせる汚れといえます。
たとえば、台所用中性洗剤を使用すると、簡単に落とすことが可能ですよ!
水溶性の汚れを応急処置する方法
- ティッシュペーパーもしくはハンカチなど
- ティッシュペーパーやハンカチを水でぬらす
- 汚れた部分を1でつまむようにして拭き取る
- キレイな部分を使用して何度か繰り返し、なるべく汚れを取り除く
応急処置後にやること
- 台所用中性洗剤
- 洗面器
- ゴム手袋
- ゴム手袋を着用し、汚れた部分に台所用中性洗剤を塗って揉み込む
- 人肌程度のぬるま湯に漬け、汚れをつまみ出すようにして洗う
- 汚れが落ちたら軽く畳んで洗濯機に入れ、すすぎと脱水を行う
油性の汚れにはシャンプー・クレンジングオイルなどが効果的!
油性の汚れには、台所用中性洗剤やシャンプー・クレンジングオイルなどを使用すると簡単に落ちるのが特徴です。
ただし、水性の汚れよりは落としづらいので注意してください!
油性の汚れを応急処置する方法
- ティッシュペーパーまたはハンカチ
- クレンジングオイル・メイク落とし用シートなど(外出先ならハンドソープでも可能)
- 汚れが付着した部分の裏にティッシュペーパーやハンカチを当てる
- 1の上からクレンジングオイルやメイク落とし用シートなどで叩くように汚れを取る
応急処置後にやること
- 台所用中性洗剤・シャンプー・クレンジングオイルなど
- ティッシュペーパーなど
- 古歯ブラシ
- ゴム手袋
- 洗濯用洗剤
- ゴム手袋を着用し、汚れた部分にシャンプーやクレンジングオイルなどをを塗って揉み込む
- 古歯ブラシで汚れた部分をこすり、汚れが浮かせる
- 浮いた汚れをティッシュペーパーなどで拭き取る
- 汚れがある程度落ちたら洗濯機に入れ、洗剤を使用して通常通りに洗濯する
不溶性の汚れには専用洗剤+酸素系漂白剤がおすすめ!
不溶性の汚れは少々厄介で落としにくいので、焦らず淡々と作業していくことが大切です。
乾いている状態で下処理したほうが、汚れ落ちがよくなることもありますよ!
不溶性の汚れを応急処置する方法
- ティッシュペーパーなど(必要に応じて)
- 粉状の汚れは生地をはたく用にして落とす
- 粘度が高い汚れは、ティッシュペーパーなどでなるべく取り除いておく
応急処置後にやること
- 古歯ブラシ
- 汚れが付着した部分を直接もしくは古歯ブラシで取り除く
- 専用洗剤を汚れた部分に塗り込み、酸素系漂白剤を+して洗濯機で洗濯・すすぎ・脱水する
いずれの汚れの種類でも、応急処置はとにかく時間勝負。
出先で慌てないようにするためには、携帯用の染み抜き剤を持ち歩くのもよい方法です。
なお、応急処置をしたらその日のうちに正しく洗濯して汚れを落としきるようにしてください!
普段から気を付けてTシャツの汚れを予防しよう!
Tシャツが汚れても、きちんと対応すればある程度は落とすことができます。
でも、普段から気を付けて汚れないようにするのも大切ですよ!
皮脂・汗汚れ対策はインナーを活用する
Tシャツの皮脂汚れ・汗汚れ対策には、インナーを使用することもおすすめです。
特に、脇の下などが黄ばみやすい人は意識してみるとよいでしょう。
また、常に体を清潔に保つことやこまめに汗を拭き取ることも大切。
臭い対策にもなるので、エチケットとしても徹底してください。
食事中ははねさせない・こぼさないように気を付ける
食材の汚れが付着しないように、はねさせない・こぼさないように注意を。
急いで食事をしたり、雑な食べ方をしたりすると、食材がTシャツに付着しやすくなりなす。
慌てずに、余裕をもって食事をするように心がけてみてください。
また、テーブルなどもキレイに拭いておき、食材をこぼしたままにしないようにしましょう。
汚れた手でTシャツに触れない
汚れた手でTシャツに触れないように気を付けましょう。
手に汚れが付いたままであることに気が付かず、うっかりTシャツに触れてしまって汚れを移すパターンです。
たとえば、女性はファンデーションなどのメイク汚れを付けてしまいやすいので注意を。
顔を触るくせがあったり、外出先などで手洗いすることが難しかったりする場合は、特に注意してください。
汚れそうな場面では大切なTシャツを着ない
そもそも論になりますが、汚れそうな場所では大切なTシャツを着ないことも重要です。
たとえば、豪雨の日に外出着として着る、パスタやうどんなど麺類を食べるときに着るなどです。
どうしても着ていきたいのなら、極力汚れが付かないように気を配ることが必要不可欠。
また、携帯用の染み抜き剤を持ち歩くなどの工夫も必要でしょう。
Tシャツをまったく汚さないわけにはいきませんが、ちょっとしたことに気を付けるでも随分違います。
特に、お気に入りの1枚を着るときは、なるべく汚れないように注意しましょう。
万が一汚してしまったときは、応急処置+この記事でご紹介した方法を参考にしてなるべく早く落としてください!
まとめ
Tシャツの汚れをきちんと落とすには、汚れの種類を見極めて正しい洗濯方法を選ぶのがポイント。
むやみに強力な洗剤や薬剤を使っても、Tシャツの素材が傷むだけなので注意してください。
まずは、この記事を参考にしてあきらめて捨ててしまう前にもう一度試してみましょう。
何をやっても汚れが落ちなかったら、オリジナルTシャツラボで自分好みのオリジナルTシャツを作るのもおすすめです!