Tシャツの汚れでお困りの皆さん、スッキリ汚れが落ちる方法を知りたくありませんか?
せっかくのTシャツも、汚れが目立つようでは台無しですよね。
やっぱり、きちんと洗濯されて汚れていないTシャツに勝るものはありません。
でも、汚れの種類によってはなかなか落ちなかったり、時間がかかったりしてしまうことも。
そこで今回は、Tシャツの汚れをスッキリ簡単に落とす方法を詳しく解説します。
忙しい人のために、作業時間を時短するアイデアもご紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてください!
目次
最初にTシャツの汚れの種類を見極めて応急処置をしよう!
まずは、Tシャツの汚れをきちんと見極める&応急処置をすることがスッキリ落とす&時短するためにも重要なポイントです!
水溶性の汚れ
Tシャツに付着する汚れの中で、比較的落としやすいのが水溶性の汚れです。
水溶性の汚れで代表的なものには、以下のようなものがあります。
- 汗
- しょうゆ
- ジュース
- 果汁
- 肉汁
- アルコール
水溶性の汚れ付着したら、とにかくすぐに水洗いを。
さらに、水洗い時に手洗い用の洗剤や食器洗い用の液体洗剤を使用すれば、応急処置の段階でもかなりキレイにすることができるはずです。
油性の汚れ
油性の汚れには、体内から発生するものと食べこぼしなどで外部から発生するものがあります。
いずれも水洗いだけでは落ちにくく、油汚れに対応した洗剤を使用して洗うことが必要不可欠です。
- 皮脂
- ケチャップ
- マヨネーズ
- オリーブオイル
- カレー
- チョコレート
油性の汚れが付着した場合の応急処置には、手洗い用の洗剤や食器洗い用の液体洗剤を使用するのがおすすめ。
ティッシュぺーパーなどを裏に当てて汚れた部分に洗剤を塗り、上からもティッシュペーパーなどでたたくようにしてなじませ、水で洗い流しておきましょう。
不溶性の汚れ
不溶性の汚れは水溶性でも油性でもない汚れのことで、以下のような種類があります。
不溶性の汚れを落とすには、応急処置が特にものをいうのが特徴です。
- 鉄粉
- 泥
- ホコリ
- 花粉
- ガム
- 粘度
不溶性の汚れは、汚れそのものをはたいたり直接取り除いたりして、繊維の奥に追いやらないようにするのが一番の応急処置です。
そのほか、梅雨や長雨の時期はTシャツに湿気がこもりやすく、汚れをエサにしてカビが大繁殖してTシャツを汚すことがあるので注意しましょう。
混合汚れ
混合汚れとは、水溶性の汚れ・油性の汚れ・不溶性の汚れが混ざっているもので、一般的な洗濯だけでは落とすのが難しいケースがあります。
たとえば、Tシャツで外出するとホコリや泥などの汚れが付着し、さらにその上から皮脂や食品汚れなどが付着するなどです。
また、汚れたまま放置することでそのほかの汚れと混ざってしまうことも。
混合汚れはちょっと手ごわいので、無理をせずにクリーニングに出すことも考えてみてください。
汚れの種類が分かれば、適した洗剤や落とし方が分かります。
まずは、汚れをじっくり観察してどんな種類の汚れが付着しているか見極めましょう。
汚れの種類に応じた応急処置ができれば、その後の洗濯で大幅な時短につながります。
Tシャツの汚れ落としはつけ置きとグッズの活用などの裏ワザで時短!
Tシャツの汚れを時短しながらスッキリ落とすには、つけ置きとグッズの活用などの裏技が効果的です!
つけ置きで効率よく汚れを落とそう!
Tシャツの汚れを効率よく落とすには、つけ置きがおすすめ。
汚れのひどい部分に液体状の専用洗剤を直接塗ってなじませた後、洗面器にぬるま湯を張った中に入れて20分程度つけ置きしてみてください。
洗濯機にぬるま湯をため、同様につけ置きしても構いません。
洗剤成分が直接届くだけでなく、時間を置くことで汚れがより分解されやすくなって汚れ落ちがよくなります。
部分汚れ用の専用洗剤を活用する!
部分的に汚れがひどいときは、部分汚れ用の専用洗剤を使用するのもよいでしょう。
部分汚れ用の洗剤を活用すれば、時短しながらスッキリしつこい汚れを落とすことも可能です。
実際に、ピンポイントで使用しやすいように小型の容器かつ直接塗れるタイプの洗剤も多数。
特に、皮脂汚れが付着しやすい首回りや袖口などに効果的です。
頑固な汚れには古歯ブラシが役立つ!
頑固な汚れがTシャツに付着してしまったときは、古歯ブラシを汚れ落としグッズとして使うのもよい方法です。
汚れが奥までしみ込んでいる場合や、不溶性の汚れをかき出す場合にも重宝するでしょう。
ただし、ゴシゴシとこするのではなくたたくように使うのがポイント。
なお、新品のブラシよりも、毛先がやわらかくなっている古歯ブラシのほうがTシャツを傷めにくくておすすめです。
重曹を使って皮脂汚れを撃破!
首回りなど体と密着しやすい部分に多い皮脂汚れには、重曹を使用するのもおすすめ。
重曹はアルカリ性の性質があるため、酸性の性質を持つ皮脂汚れを分解するのに適しているからです。
はじめに重曹に少量の水を加えて練り、ペースト状にしてから汚れが気になる部分に塗って10分程度置いてから洗濯すると、汚れと臭いが同時にスッキリ落ちます。
重曹は食品添加物でもあり、体にやさしい成分なので洗剤成分に反応してしまう人なども試してみるとよいでしょう。
酸素系漂白剤を使ってやさしく漂白!
頑固なTシャツの汚れには、酸素系漂白剤を使用して優しく漂白するのもよいでしょう。
酸素系漂白剤は、適切に使用すればTシャツにダメージを与えることなく汚れを取り除くことができます。
ポイントは、色物やおしゃれ着に使用できるものを選ぶこと。
手軽に使用できて、しつこい汚れを落とすことができるので試してみてください。
日光に当てて干すと消える汚れもある!
Tシャツに付着した汚れによっては、日光に当てて干すと消えることがあります。
日光により汚れが分解されたり、原因が消滅したりするからです。
- カレーの黄ばみ
- カビによる黒ずみ
通常通り洗濯をして脱水した後、日光に十分当たる場所で数時間干せば、汚れが目立たなくなっていることでしょう。
なお、繊維の奥まで入り込んでいる、カビの根が深いといった場合は多少残ることもあるので、酸素系漂白剤を使用するなどの方法も併せて試してみてください。
頑固な汚れを時短しながら落とすには、ちょっとした工夫が必要です。
洗濯機で普通に洗うよりも断然にキレイな仕上がりなので、面倒と思わずに手を加えてみてください。
慣れてくれば、より時短しながら汚れを落とすことができるように。
さらに、つけ置き中の時間を利用してそのほかの家事を並行するのもおすすめですよ!
質問に回答!Tシャツの汚れ落としでよくあるQ&A
ここでは、Tシャツの汚れ落としでよくある質問をQ&A方式でお答えしていきますね!
どんな対策をしても落ちない汚れもあります。
たとえば、以下のようなケースです。
- 繊維の奥に汚れが入り込んでいる
- 繊維に着色してしまっている
- 汚れの種類と洗剤の相性が悪い
- 洗い方が不十分で汚れを落としきれていない
その場合は寿命とあきらめて処分するか、リメイクして着るなどの方法を考えてみましょう。
洗濯機で洗うだけでは、首回りの汚れを完全に落とすのは難しいでしょう。
確かに、最近では「汚れセンサー」といった機能を搭載した高性能な洗濯機が増えています。
しかし、首回りの汚れは皮脂や汗にホコリなどが混ざった汚れであり、洗濯機で普通に洗濯するだけでは対応できないことがあります。
必要に応じて、部分洗いやつけ置きなどを併用してください。
おすすめしません。
白いTシャツでも、漂白剤を使用するなら酸素系漂白剤にとどめておくことが大切です。
白いTシャツは色落ちする心配はなくても、素材を傷めてしまう可能性があります。
真っ白なTシャツでも素材が傷むと、黄ばんで見えることもあるので注意してください。
むやみに長くつけ置きしても、比例して汚れ落ちがよくなるわけではありません。
特にデリケートな素材のTシャツやカラーTシャツ・プリントTシャツは、要注意。
一定時間以上のつけ置きは、Tシャツに過度の負担をかけることもあるのでやめましょう。
まずは、規定の時間つけ置きしてみて様子を見るのが基本です。
いいえ。
クリーニング業者に落ち度がなければ、無料にはなりません。
Tシャツに付着してから長時間放置した汚れは、変質したり繊維の奥に絡みついていたりしてクリーニングでも落ちないことはよくあること。
プロのテクニックを駆使しても、限界があることを理解しておきましょう。
まとめ
Tシャツのあきらめていた汚れや頑固な汚れも、ちょっとした工夫で驚くほど落とすことが可能です。
まずは、汚れの性質をきちんと見極めてから、適した洗剤や方法で汚れを落としていきましょう。
今回ご紹介した裏技を覚えておくと、今までより簡単&キレイに汚れが落とせるだけでなく、うれしい時短効果もバッチリ。
でも、何をやっても汚れが落ちないのなら、またオリジナルTシャツラボでオリジナルTシャツを新しく作るのもおすすめですよ!