オリジナルTシャツを作ろうとするとき、どのようなプリント方法を選べば良いのか悩みますよね。
デザインによってプリント可能な方法が決まってしまう場合もありますし、作成金額と仕上がりによってはコスパで選ぶ場合もあるでしょう。
では、刺繍デザインはどうなのでしょうか?
そこで今回は、オリジナルTシャツを作る際に「刺繍」と「プリント」どちらのほうが良いのかについて解説します。
刺繍の特徴や注意点についてもご紹介しますので、オリジナルTシャツを作る際の参考にしてみてくださいね。
目次
オリジナルTシャツを作るなら刺繍とプリントどっちが良いの?
オリジナルTシャツを作るなら、デザインを刺繍するのと、プリントするのとどちらのほうが良いのでしょうか?
それぞれに良さがありますので一概には言えませんが、刺繍の大きな特徴は高級感があることです。
1枚1枚丁寧に刺繍を施すため、特別感のあるオリジナルTシャツを作ることができます。
それに対してプリントは、デザインの自由度が高く、発色やグラデーションなどをきれいに表現できることが特徴と言えるでしょう。
プリント方法にも色々ありますが、大量生産に向いているのも特徴の1つです。
つまり、どのようなデザインのオリジナルTシャツを作りたいのかによって、刺繍かプリントか、どちらを選ぶか決めると良いでしょう。
オリジナルTシャツに施す「刺繍」の特徴と注意点
では、オリジナルTシャツに施す「刺繍」の特徴と注意点についてご紹介します。
刺繍にはどのようなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。
立体感と高級感のある風合いになる
デザインをTシャツにプリントすると平面的になりますが、刺繍の場合には糸を直接生地に縫い付けていくので、立体的な仕上がりになります。
この立体感が高級感を生み出し、独特の風合いに仕上げることができるのです。
身近にあるものですと、スーツや作業着などの名入れに刺繍が施されていることが多いですよね。
幅広い年代層に支持されるデザイン方法で、刺繍が好きという人も多いのではないでしょうか?
文字入れに適している
オリジナルTシャツのデザインを考えるとき、どうしてもイラストや写真などを検討する場合が多いですよね。
でも、文字だけのデザインTシャツもシンプルで素敵です。
文字をプリントすることもできますが、刺繍のほうが格段に高級感があり、洗練されたデザインになります。
ロゴや文字のデザインを検討している人は、プリントよりも刺繍のほうがおすすめです。
洗濯に強く耐久性がある
プリント方法にもよりますが、デザインを貼りつけるタイプのプリント方法だと洗濯によって劣化してしまうことが多いです。
せっかくのオリジナルTシャツが剥がれたり、ひび割れたりしてしまったら残念ですよね。
それに対して刺繍デザインは、洗濯に強く耐久性があることが特徴です。
頻繁に使用して頻繁に洗濯するようなアイテムにデザインを施す場合には、刺繍のほうが丈夫なので適しています。
業者によってさまざまな刺繍方法がある
刺繍の縫い方には、さまざまな技法があります。
刺繍方法によって仕上がりのイメージが異なりますし、業者によってはさまざまな刺繍方法を選べる場合もあります。
一般的な刺繍方法は、「サテン縫い」「タタミ縫い」「走り縫い」の3種類です。
サテン縫いの特徴
サテン縫いとは、デザインのフチの縫い目がそろっていて、仕上がりがきれいな刺繍方法のことです。
もっとも一般的な刺繍方法で、細かいデザインに適しています。対応可能な幅は、1~10mm程度まで。
名入れなどにはサテン縫いの刺繍がおすすめですが、幅が10mm以上の大きなデザインにはタタミ縫いのほうが適しています。
タタミ縫いの特徴
タタミ縫いとは、畳の目のように細かい縫い方のことです。
大きなデザインの刺繍に適していて、塗りつぶしを施す場合にはきれいに仕上がります。
ただし、サテン縫いに比べるとフチがガタガタになりやすく、デザインの端っこが直線になりにくい特徴があります。
とはいえ、サテン縫いよりも丈夫な刺繍方法です。
走り縫いの特徴
走り縫いとは、点線のように縫い糸が連なっている縫い方のことです。「ステッチ縫い」とも呼ばれています。
点線のデザインを施すときや白抜きのデザイン、細かいデザインや文字などを表現するときに適しています。
ただし、線の強度が弱く、ほつれやすいことがデメリットです。
その他の縫い方
刺繍方法は他にもあり、「3D加工」というものもあります。
刺繍は糸だけでデザインを施しますが、3D加工はウレタンなどのクッション素材を使って、より立体的な表現が可能です。
また、上記でご紹介した3種類の刺繍方法を組み合わせることで、多彩なデザインを施すこともできます。
業者によって対応可能な刺繍方法は異なりますが、刺繍を希望する場合には相談してみると良いでしょう。
作成に時間がかかる
刺繍デザインは加工に手間がかかるため、作成に時間がかかることがデメリットです。
注文から納品までが長くなる可能性があるので、時間に余裕をもって注文することをおすすめします。
イベントなどでオリジナルTシャツを着る予定の人は、早めに注文するようにしましょう。
料金が高くなりやすい
手間と時間がかかるということは、それだけ料金も高くなりやすいことが刺繍デザインのデメリットです。
1枚1枚丁寧に刺繍するといっても、ほとんどの場合は手刺繍ではなく「機械刺繍」です。
それでもプリント加工よりも手間がかかるため、料金が高くなることは想定しておいたほうが良いでしょう。
細かいデザインには対応できない
刺繍のデザイン面でのデメリットは、細かすぎるデザインには対応できないことです。
また、あまり大きすぎるデザインにも対応できない場合が多いです。
糸の色は、業者によって何色まで同時に使えるか、同料金で使えるかが異なります。
このように刺繍デザインはある程度の制限があるため、デザインの自由度は低めと言えるでしょう。
オリジナルTシャツに刺繍ができる業者
では、オリジナルTシャツに刺繍ができる業者をご紹介します。他にもたくさんありますので、あなたの条件に合った業者を探してみてください。
RUB-LAB.
「RUB-LAB.」は、オリジナル刺繍のTシャツを作れる業者です。
刺繍を施す機械をリニューアルしたため、より上質なオリジナルTシャツを作成できるでしょう。
自社工場で制作しているため、小ロットの注文にも対応可能で、低価格を実現することもできます。
刺繍ワッペンを作成することもできるので、ぜひ相談してみてください。
タカハマライフアート
「タカハマライフアート」は、刺繍デザインのオリジナルTシャツを作成できる業者です。
最大で6色を使ったデザインを刺繍することができ、デザインの自由度も高めです。
型を作成するため大量注文をすると、大幅にやすくなります。ネーム刺繍なら型代が無料なのでお得です。
オリジナルTシャツを刺繍で作ってみよう!
オリジナルTシャツに刺繍を施すメリット・デメリット、おすすめ業者をご紹介しました。
オリジナルTシャツは自分のこだわりをつめた特別なものでなければいけません。
刺繍デザインなら高級感があり、特別感を感じられるでしょう。