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オリジナルTシャツのプリント方法!シルクスクリーンのメリット・デメリット

オリジナルTシャツを作りたいけど、さまざまなプリント方法があるので、どんな方法でプリントすれば良いのか迷ってしまいますよね。

プロっぽくて上質なオリジナルTシャツを作りたいなら、「シルクスクリーンプリント」がおすすめです。

この記事では、シルクスクリーンプリントとはどのようなプリント方法なのか、そのメリットやデメリットを踏まえてご紹介します。

格安でシルクスクリーンプリントのオリジナルTシャツを作成するコツやおすすめ業者、また、他のプリント方法についても解説します。

あなただけのオリジナルTシャツを作るために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

オリジナルTシャツのおもなプリント方法

オリジナルTシャツを作成するなら、どのようなプリント方法があるのか確認しておくと良いでしょう。

業者によって対応可能なプリント方法は異なりますが、おもなプリント方法は以下の5つです。

  • シルクスクリーンプリント
  • インクジェットプリント
  • 転写プリント
  • カッティングプリント
  • 刺繍

刺繍はプリントではありませんが、高級感のある仕上がりになるのが特徴で、文字入れなどに適しています。

今回は、4つのプリント方法の中でも、もっとも一般的で高品質な「シルクスクリーンプリント」についてご紹介します。

シルクスクリーンプリントとは?

シルクスクリーンプリントとは、オリジナルTシャツを作成する上でもっとも一般的なプリント方法です。

木枠やアルミ枠に、メッシュ生地を張ってその上からインクを落としていきます。

スキージと呼ばれるヘラを使い、1色ごとにデザインに色を乗せます。

一度、版を作ってしまえばくり返し使用することが可能のため、大量にオリジナルTシャツを作りたい人におすすめのプリント方法です。

最近では「インクジェットプリント」も人気ですが、大量注文の場合にはシルクスクリーンプリントのほうが1枚あたりの料金が格安になります。

シルクスクリーンプリントのメリット

シルクスクリーンプリントでオリジナルTシャツを作成するメリットをご紹介します。

あなたが作りたいオリジナルTシャツの枚数やデザインなどによっては、どのプリント方法よりもおすすめです。

発色が良く仕上がりがキレイ

シルクスクリーンプリントのメリットは、発色が良く仕上がりがキレイなことです。

インクをそのまま手作業でTシャツに乗せるため、インクの色をそのまま活かすことができます。

シルクスクリーンに使えるインクの色は種類が豊富なので、思い通りの発色を実現できることもメリットの1つです。

業者によって使用しているインクの種類が異なる場合もあり、一般的なのは「ラバーインク」です。

ラバーインクなら、Tシャツの生地を選ばずプリントできます。

また、レトロなヴィンテージ風の仕上がりにしたい場合には、「染み込みインク」が使われる場合もあります。

あえて色褪せたような発色も可能で、おしゃれなオリジナルTシャツを作ることができます。

このインクの場合は、綿素材のTシャツを使用することをおすすめします。

高品質のオリジナルTシャツを作れる

シルクスクリーンプリントは、アパレルショップで販売しているTシャツと同等の品質を実現できることがメリットです。

プロ仕様の仕上がりになるため、高品質のオリジナルTシャツを作りたい人におすすめのプリント方法です。

実際に、職人が1枚1枚丁寧にプリントしていることが多いので、美しい仕上がりを実現できます。

色褪せにくく、洗濯しても劣化しにくい

シルクスクリーンプリントに使用されるインクは、発色にすぐれているだけでなく、耐久性にもすぐれていることがメリットです。

他のプリント方法を選ぶと、伸ばしたり洗濯したりしたときにデザインがひび割れしてしまったり、プリントが剥がれてしまったりする場合もあります。

しかし、シルクスクリーンプリントなら洗濯しても簡単に剥がれることが少なく、色褪せにくいことがメリットです。

お気に入りのオリジナルTシャツをいつまでも長く着たい人は、ぜひ1度シルクスクリーンプリントを試してみてください。

大量発注をすると格安になる

シルクスクリーンプリントは、1デザイン1色ごとに版を作成するため、同じデザインのオリジナルTシャツを大量発注する場合には格安になります。

業者によっては9枚までの注文では数千円かかるプリント代が、10枚以上では数百円になるなど、ガクンと料金がお安くなります。

クラスTシャツなどみんなでお揃いのTシャツを作りたい場合や、販促品などに使用する場合にはシルクスクリーンプリントで作成するのがおすすめです。

シルクスクリーンプリントのデメリット

シルクスクリーンプリントのデメリットとは何なのか見ていきましょう。

シルクスクリーンは高品質のプリントが可能ですが、場合によっては、他のプリント方法を選んだほうが良いかもしれません。

カラフルなデザインをプリントする場合は割高になる

シルクスクリーンプリントは、カラー1色ごとに版を作成する必要があるため、複数の色を使用する場合には割高になります。

カラフルなデザインをプリントしたい場合には、あらかじめ料金を見積りするなどして確認しておきましょう。

業者によって色見本がありますので、公式サイトなどでチェックすることがおすすめです。

10枚以下の注文の場合は1枚あたりの金額が割高になる

シルクスクリーンプリントでオリジナルTシャツを作成する場合、10枚以下の注文だと金額が割高になることが多いです。

業者によって枚数割引が異なるため、公式サイトなどでチェックしておきましょう。

10枚以上の注文から割安になる業者や、30枚以上の注文から割安になる業者など、それぞれに異なります。

一般的には30枚以上の注文から割安になる業者が多いです。

細かいデザインにはあまり適さない

シルクスクリーンプリントでオリジナルTシャツを作成するデメリットは、細かいデザインにはあまり適さないプリント方法であることです。

シルクスクリーンプリントという性質上、プリントする線が細すぎたり、色を入れない隙間が小さすぎたりすると、きれいにデザインを表現できない場合があります。

そのため、どのようなデザインのオリジナルTシャツを作りたいかによって、プリント方法を選ぶと良いでしょう。

シルクスクリーンプリントのオリジナルTシャツを作成できる業者

シルクスクリーンプリントのメリット・デメリットをご紹介しました。

それを踏まえた上で、「ぜひシルクスクリーンプリントでオリジナルTシャツを作りたい!」という人は、おすすめの業者をご紹介しますので参考にしてみてください。

シルクスクリーンプリントでオリジナルTシャツを作成できる業者を4社ご紹介します。

TMIX

TMIX」は、オリジナルTシャツを作成できる業者の中でも人気の高い業者です。

30枚以上の注文から割安になるため、クラス全員でお揃いのクラスTシャツを作成する場合などにおすすめです。

最安値は、1デザイン1カラーを500枚以上注文すると、オリジナルTシャツ1枚あたり573円となります。

Takahama LIFE ART

Takahama LIFE ART」は、熟練の職人の技術によって丁寧にオリジナルTシャツを作成してくれる業者です。

1度注文して版を作成してしまえば、2回目の注文からはリピート割引が適用されるため、さらに格安でオリジナルTシャツを作成できます。

インクの種類は、ラバーインクと染み込みインクがあり、Tシャツの素材や仕上がりなどによって選別します。

1つの版で、違うインクの色やインクの種類を変えることも可能なので、同じデザインで色違いのオリジナルTシャツを作成することが可能です。

es GRAPHIC

es GRAPHIC」は、1枚のTシャツで最大8色までシルクスクリーンプリントができる業者です。

もちろんカラーが多くなれば料金は高くなりますが、シルクスクリーンプリントでもカラフルなデザインのオリジナルTシャツを作りたい人におすすめです。

10枚以上の作成からプリント代が格段に安くなるため、比較的少ない枚数でもお得にオリジナルTシャツを作成することができます。

シルクスクリーン.jp

シルクスクリーン.jp」は、インクジェットプリントや転写プリントにも対応していますが、シルクスクリーンプリントに力を入れている業者です。

蛍光色やラメなどの特殊インクを使用することも可能なので、バリエーション豊かなデザインにも対応しています。

また、土台のTシャツが黒などの濃い色の場合はインクが沈みがちですが、シルクスクリーン.jpなら薄い色でも発色よくプリントできます。

通常は7営業日の発送となりますが、お急ぎの場合には追加料金にて対応しています。

高品質のシルクスクリーンプリントでオリジナルTシャツを作ろう!

プロ仕様で高品質なシルクスクリーンプリントについてご紹介しました。

メリットとデメリットを踏まえて、おすすめ業者やプリント方法を選びましょう。

注文枚数によっても価格が大きく異なる場合もあるため、どのような用途で使用するオリジナルTシャツなのかも重要なポイントです。

リピート作成で割安になる場合もあるので、今後の発注も考慮して業者を選ぶと良いでしょう。

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