minne(ミンネ)やCreema(クリーマ)などのハンドメイドマーケットでも、以前からオリジナルTシャツの販売がされていました。
ですが、在庫リスクがないドロップシッピングサイトが増えたことで、オリジナルTシャツをより気軽に作ったり販売できるようになっています。
自分がデザインしたオリジナルTシャツを販売できて、お小遣い稼ぎができるのなら「やってみたい」と考える人もいるでしょう。
実際にオリジナルTシャツ販売は儲かるのか?どんな方法で販売すると利益を出せるのか詳しく解説していきます。
目次
ドロップシッピングって何?
Tシャツ販売はアプリを使えば簡単にできますし、デザインするのが好きなら個性的なデザインも作れるでしょう。
ですが何枚も作って自宅に在庫を抱えるのは、あまる効率が良いとはいえません。
また、無名の人がいきなりハンドメイドマーケットに出品して利益をだすのはかなり難しいですね。
そんな時に便利なのがドロップシッピングです。
ドロップシッピングのメリット・デメリット
欧米で人気のドロップシッピングは日本でもサイトがありますので、サービスを利用してオリジナルTシャツ販売ができます。
中には数百万稼ぐ人もいますので副業としても人気が高まっていますが、メリットだけでなくデメリットもありますので注意しましょう。
メリット1:在庫を持たずに商品が販売できる
ハンドメイドマーケットでも注文を受けてから作成することができますが、納期に時間がかかりますので正直受注はすくないです。
ハンドメイドマーケットでは、オリジナルTシャツだけでなく別の作品の1部として出している人が多いので「商売として儲けたい」人には不向きです。
ですが、ドロップシッピングは「在庫をもたずに注文が入れば作れる」メリットがあると同時に、プリント業者などの製造先から直接届けられるので、原価を抑えて言い値がつけやすいのです。
メリット2:大手に登録すれば集客力が借りられる
ハンドメイドマーケットである程度の作品を販売したり、ネットで話題になれば名前も売れますし顧客もつきます。
ですが、そこまでには時間もかかりますし副業として確実に成功できるかは「作品次第」な一面が大きいです。
利用者の多い大手ドロップシッピングを利用すれば、自分の作品を見てもらえるチャンスがありますし、そのデザインを好んでくれる人と出会いやすいです。
メリット3:ネットショップで自分の店を持ちたい人の登竜門
オリジナルTシャツの場合、低リスクで始めることができ「自分の実力を試しやすい」アイテムとも言えます。
ドロップシッピングで販売実績ができれば、本格的なネットショップで自分のオリジナルTシャツの販売にこぎつけられます。
イラストやデザインを勉強している人で、ネットショップを開きたいと考えているのであればドロップシッピングを利用しながら「どのようなオリジナルTシャツが売れるのか」を勉強するのもいいでしょう。
デメリット
Tシャツの原価は決まっていますので、大量に注文を受ければ利益にはなるものの枚数が少ないと利益は少ないです。
また、オリジナルTシャツ部門はすでに色んな方向で販売されていますのでライバルが多く「高いデザイン性」「オリジナリティ」が求められています。
ネットショップ型やプリント業者との提携など、ドロップシッピングの方向性も変化していますので、その波にしっかり乗り「自分のネットショップ」を立ち上げるくらいの気持ちがこれからは必要になるでしょう。
オリジナルTシャツの販売で注意したいポイント
オリジナルTシャツを販売する場合「自分が好きだから」だけで作っても売れる確率は低いです。
「今何が求められているのか」「どんなTシャツが売れすじなのか」「いくらくらいが一番売れるのか」をしっかり見極めてから始めましょう。
原価を抑える
Tシャツ販売の利益率は20%〜30%です。
一般的なプリントTシャツの場合1,980円~2980円が販売価格ですから、1枚あたりの原価を抑えれば抑えるほどに利益はアップしていきます。
大量のTシャツを作れば、1枚あたりの原価が安くなりますので売れれば売れるほどに利益も増えますよね。
ただし、大量生産の怖いところは売れないと在庫を抱えるだけとなり、初期投資分の回収もままならない上に赤字のリスクがあります。
リスクを負わないためには「予約販売」のように、注文を受けてから作成に入るスタイルにしておくこと。
ただし、最初から大口注文は入りませんので「初めてすぐに売れる」「儲けられる」と考えないこと。
ビギナーズラックで売れても、次の作品が全く売れないケースはよくあります。
売れ筋のサイズや色をリサーチしておくこと
基本的に、定番の白は押さえておく必要がありますがグレーや黒はプリントするデザインによって大きく売れ幅が違うので要注意です。
自分がデザインする柄は、どの色のTシャツをベースにすると見栄えがよくなるのか。商品にする前にシュミレーションしたり、色んな人の意見を聞いておきましょう。
また、そのデザインのオリジナルTシャツは「どのようなコーデが楽しめるのか」も頭に入れてTシャツサイズや素材・シルエットも決めておきます。
たとえば女性向けのデザインなら、パステルカラーを中心にレディースシルエットをメインにしたり、ユニセックスのデザインにするのであれば定番のTシャツに絞りこむなどです。
漠然と「自分のデザインしたTシャツを販売したい」ではなく、トレンドや購入者のニーズを押さえておくことが基本ですよ。
Tシャツ素材や品質
女性はデザイン重視・価格重視でオリジナルTシャツを選びますが、男性は品質重視でTシャツを選ぶ傾向にあります。
女性より筋肉質、首もしっかりしていますので、特首周りは伸びにくくフィット感があるものが選ばれます。
またデザイン性が高く「自分が新しいものを発掘したい」気持ちも大きいので、アメコミのような個性的なデザインが好まれるようです。
ターゲットを絞れば、より売れやすいオリジナルTシャツをデザインできますので参考にしてください。
SNSを利用する
自分がデザインしたTシャツで儲けを出したいのであれば、ドロップシッピングだけに頼るのではなく自分でアピールするのも大切です。
自分がデザインしたオリジナルTシャツをアピールするなら、インスタグラムがおすすめです。
実際に作品を作って着用した写真をアップすれば、イメージがつかみやすいですし販売ルートを紹介すれば購入してもらえるチャンスも生まれます。
ドロップシッピングのおすすめサイト3選
本格的にネットで副業を始めたいのであればドロップシッピングを始めてもいいでしょう。
儲けるというよりも、将来的なネットショップへの足かけとして考えておけば気楽に始められます。
Hoimi(ホイミ)
Tシャツ専門のドロップシッピングサイトです。
デザイナー登録が必要で審査に合格すると、Hoimi(ホイミ)のデザイナーとしてTシャツの販売ができるようになります。
こちらではデザイナーズはランク付けされており、ランクが上がると報酬アップする仕組みができています。
デザイナーにはFランク〜Sランクの「デザイナーズランク」が用意されていて、ランクが上がるごとに得られる報酬の割合も増えていく仕組みです。
デザイナーとして躍進したい、いづれは自分のネットショップを開きたい方が多いので、クオリティの高いオリジナルTシャツが販売されています。
T-SHIRTS TRINITY(Tシャツトリニティー)
「探す」「買う」「作る」ができるTシャツ専門のショッピングモールです。
こちらもデザイナー登録をすればオリジナルTシャツを販売ができます。
出店費用や運営費用は無料、発送や在庫管理もお任せできるのでデザイナーとしてデザインだけに集中できるのがポイントです。
ClubT(クラブティ)
5.6ozのヘビーウェイトに自分がデザインしたものを販売できるドロップシッピングサイトです。
デザイナー登録は不要、自由にデザインしたものを販売できますので、初心者でも使いやすいでしょう。
IllustratorやPhotoshopを使った、グラフィックTシャツや個性的なデザインが人気です。
「JPG画像」や「GIF画像」にも対応していますので、デザインに自信があるなら利用してもいいと思います。
オリジナルTシャツラボでオリジナルTシャルを作ろう!
今回はメディアでの話題になっているオリジナルTシャツ販売についてまとめました。
初期費用が必要なく、在庫リスクがありませんので副業として始める人も増えています。
ただ、出品したらすぐ売れるものではありませんし、その時のトレンドやニーズにマッチしたものでなければ利益にはなりません。
デザインするのが好きな人や、自分のデザインしたオリジナルTシャツを誰かに着て欲しいと考えているのであれば、家族や友人にプレゼントすることから始めませんか?
オリジナルTシャツラボなら、自由なデザインでオリジナルTシャツの作成や販売ができます。
1枚からデザイン違いでコスパ良く作成できますので、Tシャツ作りに興味のある人はお立ち寄りください。