「Tシャツの洗濯方法に自信がありますか?」
こんなふうに質問されると、答えに詰まってしまう人がほとんどでは?
実際に、Tシャツを洗濯した後で、型崩れやよれなどに悩んでいる人のほうが多いはずです。
せっかくのお気に入りのTシャツも、洗濯のたびにダメージを受けるのでは困りますよね。
そこで今回は、Tシャツの型崩れやよれを防ぐ洗濯方法を詳しくお話しします。
大切なTシャツを長くキレイな状態で着たいのなら、必見ですよ!
洗濯でTシャツに型崩れ・よれが発生する原因は?
最初に、洗濯するだけでTシャツの型崩れやよれが発生するのはなぜか、主な原因を確認しておきましょう。
脱いだまま洗濯機に放り込んでいる
Tシャツを脱いだまま洗濯機に放り込んでいると、型崩れやよれの原因になります。
もともとグチャチャの状態なのですから、型崩れやよれが起きても当然でしょう。
さらに、脱ぎ方が汚いと洗濯時に汚れ落ちが悪くなったりほかの洗濯物と絡みやすくなったりすることも。
普段大切に着ているTシャツでも、これではいけません。
ほかの洗濯物と絡み合って引っ張られる
ほかの洗濯物と絡み合って引っ張られると、Tシャツに型崩れやよれが起こりやすくなります。
特に、長袖の洋服を着るシーズンは、洗濯ものが複雑に絡みがち。
最悪の場合、型崩れやよれだけでなく、プリントがはげたり生地が破れたりすることもあるでしょう。
一度にたくさんの洗濯物を洗濯機に入れている人は、特に要注意です。
洗濯機の回転が速過ぎ・強過ぎ
洗濯機の回転が速過ぎ・強過ぎといった場合も、洗濯中のTシャツに影響を与えることがあります。
洗濯機によっては、洗濯物を洗濯槽の中で叩きつけるように洗うものも。
すると、Tシャツの繊維が傷んでよれや型崩れの原因になるのです。
型崩れやよれがひどいと感じるなら、洗濯モードを「さっと洗い」や「おしゃれ着洗い」などにしてから洗濯するとよいでしょう。
洗濯が終わった後すぐに取り出さない
せっかく気を付けて洗濯しても、洗濯が終わってすぐに取り出さないと型崩れやよれが起こることがあります。
脱水が終わったら、なるべく早くTシャツを取り出してきちんと干しましょう。
それに、洗濯が終わったのにそのまま放置すると、嫌な臭いや色移りの原因になることも。
型崩れやよれ以外にもダメージが出ることがあるので、十分に注意してください。
大量の洗濯物と一緒に洗っている
大量の洗濯物と一緒にTシャツを洗うのも、型崩れやよれが起きやすくなるパターンです。
家族が多い、忙しくて週末にまとめて洗濯しているといった場合は、どうしても1回の洗濯量が多くなるもの。
でも、Tシャツが型崩れしたりよれたりしがちなのは否定できません。
洗濯自体は楽にできても、大切なTシャツが傷んでしまっては本末転倒です。
洗濯しただけなのにTシャツがよれてしまう、型崩れしまうといった人は、必ず何らかの原因があるもの。
まずは、現在の洗濯方法が間違っていないか上記のポイントを中心にチェックしてみてください。
洗濯方法を改善しない限り、またお気に入りのTシャツを台なしにしてしまいますよ!
洗濯でTシャツの型崩れ&よれを防ぐポイントを伝授!
Tシャツを洗濯するときにちょっとした工夫をすると、型崩れやよれを防ぐことができます!
洗濯ネットに畳んで入れて洗う
大切なTシャツの型崩れやよれを防ぐには、洗濯ネットに畳んで入れてから洗うのがおすすめです。
こうすると、ほかの洗濯物と絡まず余計な力がかかりません。
ほかの洗濯物と区別しやすいので、洗濯後に素早く取り出してほしやすいのもメリット。
ただし、汚れがひどい場合は、部分洗い用の洗剤でつけ置きするなどしてから洗うとよいでしょう!
汚れがひどくないときは短時間で洗う
ごく短時間着用しただけなどで、ほとんど汚れていないTシャツは、短時間で洗うようにしましょう。
なぜなら、必要以上に洗濯時間を長くしても意味がないから。
皮脂汚れや汗汚れが多少付着した程度なら、短時間洗濯すれば十分です。
洗濯の際にTシャツへ余分な負担をかけないようにして、型崩れやよれを防ぎましょう!
洗濯機の最大容量の7割までで洗う
洗濯機でTシャツを洗うときは、最大容量の7割程度までにするのもポイントです。
実は、最大容量で洗濯すると洗濯物が絡んでしまうだけでなく、洗濯機にも大きな負担がかかり過ぎて早く寿命を迎える原因になることも。
また、ほかの洋服とこすれてさまざまなダメージにつながりやすくなります。
洗濯物をためずにこまめに洗濯するか、面倒でも複数回に分けて適量で洗濯してください!
Tシャツの首を輪ゴムで軽く縛って洗う
Tシャツの首周辺のよれを予防するには、首を輪ゴムで軽く縛って洗うのもおすすめ。
こうすると、洗濯中に大きな負担がかからず、よれにくくなります。
ただし、きつく縛り過ぎると別の意味でダメージが大きくなるので気を付けましょう。
また、洗濯が終わったらすぐに輪ゴムを外して、きちんと干してくださいね!
柔軟剤を使用する
柔軟剤を使用することで、Tシャツの型崩れやよれを防ぐこともできます。
柔軟剤は繊維を柔らかくして、柔軟性を持たせる効果があるから。
洗剤と同じタイミングで投入できるものや、柔軟剤を自動投入できる洗濯機なら手間もかかりません。
ただし、成分に敏感な人や洗い上がりが好みでない人は、無理をしなくても大丈夫です!
干し方にも注意する
Tシャツの干し方にも十分に注意してください。
よくやりがちなのが、ハンガーを使った干した結果、首周辺がよれたり伸びたりすること。
ハンガーにそのままかけると、どうしても重力が部分的にかかるので気を付けましょう。
大切なTシャツは2本のハンガーを使って胴部分のあたりでわたすようにしてかけるか、平干ししてください!
Tシャツのよれや型崩れを防ぐためには、洗濯前のちょっとした気遣いが必要になります。
洗濯は汚れを落とすためのものですが、Tシャツには負担がかかっているのも事実。
Tシャツにかかる負担をなるべく小さくすることが、型崩れやよれを防ぐ基本です!
Tシャツの型崩れやよれは補修できる?簡単な方法をご紹介!
すでに型崩れしたりよれてしまったりしたTシャツも大丈夫、こちらでご紹介する方法で改善できることがあります!
スチームアイロンをかける
スチームアイロンをかけると、型崩れやよれが簡単に改善します。
まずは、以下の方法で試してみてください。
- スチームアイロン
- 当て布
- アイロン台
- よれや型崩れが気になるTシャツ
- アイロン台によれや型崩れが気になるTシャツを広げる
- よれや型崩れが気になる部分にスチームアイロンを当てる
スチームアイロンは使うときは、縦にして少しずつ押さえるようにするのがポイント。
横にすべらせるようにすると、むしろ生地が伸びてしまうので注意してください!
氷水につけてみる
氷水につけてみるのも、型崩れやよれを改善する方法の一つです。
首回りのよれだけでなくTシャツ全体の型崩れにも有効なので、試してみてください。
- 氷水
- 大き目の洗面器やたらいなど
- ゴム手袋
- よれや型崩れが気になるTシャツ
- 洗濯ネット
- 洗面器やたらいに氷水を入れる
- ゴム手袋をはめ、畳んだTシャツを1の中にしっかり浸す
- Tシャツ全体に氷水が行き渡ったら押すようにして軽く絞る
- Tシャツを洗濯ネットに入れて1分ほど脱水する
- Tシャツの形を整えて干す
ただし、氷水につける方法は綿素材のTシャツだけに使用してください。
ポリエステル素材などに使用すると、素材を傷めることがあるのでやめましょう。
ご紹介した方法でも、残念ながら型崩れやよれを改善できないこともあります。
その場合は、第一線のコーデから外し、お風呂上り用やパジャマ用にしてもよいでしょう。
よれや型崩れ以外にも傷みがひどい、取れない汚れがあるといった場合は、思いきって処分し、新しく作り直すことも考えてみましょう!
まとめ
今回は、Tシャツの型崩れやよれを防ぐ洗濯方法を詳しくご紹介しました。
洗濯するときにちょっと気を付けるだけよいので、キレイなシルエットでお気に入りのTシャツを長く楽しみたいのなら、ぜひ参考にしてください。
なお、どんな方法でも型崩れやよれが改善しないなら、Tシャツが寿命を迎えている可能性も。
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